スマホで直感的にめくれる「スワイプ型LP」は、視認性と操作性で注目を集めています。Canvaだけで手軽に作れるのか、マーケティング効果はどれほど期待できるのか、気になりませんか。
本記事では、Canvaを使った3ステップの作成手順とアニメーション設定、公開方法を丁寧に解説します。
さらに、Canvaの限界と本格制作向けの代替ツール(STUDIO、SwipeKit)や、コンバージョンを高めるファーストビュー・CTAの実例、よくある質問まで網羅。なお本記事の情報は2026年時点の最新状況をもとに更新しています。
- Canvaだけでスワイプ「風」LPを作る3ステップの手順と推奨キャンバスサイズ(1080×1920px)
- Canvaの無料でできる範囲と、本格運用で直面する6つの限界
- STUDIO・SwipeKitなど本格的なスワイプ型LP制作に向いた代替ツールと選び方

読み進めることで目的にあった最適なLP制作方法がわかります
そもそもスワイプ型LPとは?今、注目される理由とメリット・デメリット

スワイプ型LPはスマホで指でめくる新しいLP。まずは特徴と向き不向きを押さえましょう!

スワイプ型LPとは、スマートフォンでの閲覧に特化した新しい形式のランディングページ(LP)です。ユーザーが指で左右にスワイプする直感的な操作で、次々と情報を読み進められるのが最大の特徴です。従来の縦に長くスクロールするLPと比べ、ゲームやSNSのような没入感のある体験を提供でき、コンバージョン率(CV率)の向上につながると注目されています。
定義や縦長LPとの違い・向き不向きは、下記の解説記事で詳しくまとめています。本記事ではCanvaでの制作にフォーカスするため、スワイプ型LPそのものの基礎を深く知りたい方はあわせてご覧ください。
一方で、Canvaを含むどのツールを選ぶかの判断材料として、スワイプ型LPと従来LPの違いは押さえておくと役立ちます。
| 項目 | スワイプ型LP | 従来の縦長スクロールLP |
|---|---|---|
| 主な操作 | 横スワイプ | 縦スクロール |
| ユーザー体験 | 没入感があり、インタラクティブ | 情報量が多く、網羅的 |
| 得意なデバイス | スマートフォン | PC・スマートフォン両対応 |
| メリット | 高いエンゲージメント、離脱率が低い | SEOに強い、多くの情報を掲載可能 |
| デメリット | SEO対策が難しい、情報量が限られる | 長すぎると離脱されやすい |
ただし、スワイプ型LPはテキスト情報が少なくなりがちなため、SEO(検索エンジン最適化)の観点では不利になる可能性がある点も理解しておく必要があります。
関連記事:スワイプ型LPとは?縦長LPとの違い・メリットを図解で解説
【3ステップで完成】Canvaだけで作る!スワイプ風LPの作成手順

Canvaならテンプレ選択・アニメ設定・公開の3ステップでスワイプ風LPが作れます!

それでは早速、Canvaを使ってスワイプ「風」のLPを作成する手順を解説します。特別な知識は不要で、プレゼンテーション資料を作るような感覚で進められます。
- デザインを作成する(テンプレート活用がカギ)
- ページ遷移アニメーションを設定する
- ウェブサイトとして公開・リンクを共有する
ここで紹介する方法は、ページを切り替える際の「アニメーション機能」を使い、スワイプしているように見せる擬似的な手法です。
ステップ1|デザインを作成する(テンプレート活用がカギ)

まず、LPの元となるデザインをCanvaで作成します。
このとき、縦型スワイプLPに適したキャンバスサイズを最初に設定しておくのがポイントです。一般的な目安として、スマートフォン全画面での表示に最適な1080×1920px(縦型・9:16)でカスタムサイズを作成します。1画面につき1つのメッセージ(1画面1テーマ)に絞ると、スワイプしたときに情報が伝わりやすくなります。
Canvaのトップページで「ウェブサイト」と検索すると、LPに適したテンプレートが多数表示されます。その中から自社のサービスや商品のイメージに近いテンプレートを選び、編集を開始しましょう。
LPの各セクション(ファーストビュー、サービス紹介、お客様の声、よくある質問、CTAなど)を意識して、1ページごとに1つのセクションを作成していくのがポイントです。
| LPの基本構成例 | 各ページ(セクション)で伝える内容 |
|---|---|
| ページ1 | ファーストビュー(キャッチコピー、メインビジュアル) |
| ページ2 | 悩みへの共感(こんなお悩みありませんか?) |
| ページ3 | 解決策の提示(当社のサービスが解決します) |
| ページ4 | サービスの詳細・特徴 |
| ページ5 | お客様の声・導入事例 |
| ページ6 | 料金プラン・よくある質問 |
| ページ7 | 行動喚起(CTA:お問い合わせ、資料請求など) |
Canvaを普段から使い慣れている方は、自社のブランドキット(ロゴ、ブランドカラー、フォント)を活用すると、統一感のあるデザインを効率的に作成できます。
ステップ2|ページ遷移アニメーションを設定する

各ページの作成が完了したら、ページが切り替わる際のアニメーションを設定します。

これが、スワイプ風に見せるための最も重要なステップです。
編集画面の上部にある「アニメーション」機能から「ページトランジション」を選択します。
ここでは、「スライド」や「マッチ&ムーブ」といった、横にスライドするような動きを選ぶと、より自然なスワイプ風の見た目を演出できます。
各ページに同じトランジション効果を適用することで、一貫した操作感を生み出せます。
ステップ3|ウェブサイトとして公開・リンクを共有する

デザインとアニメーションの設定が完了したら、いよいよウェブサイトとして公開します。
画面右上の「共有」ボタンから「ウェブサイト」を選択してください。
URLの形式は、Canvaが提供する無料ドメイン(例:〇〇.my.canva.site)か、すでにお持ちのドメインを使用するかを選べます。
ナビゲーションのスタイルは、スワイプ風に見せるために「ナビゲーションなし」の「スクロール型」を選択するのがおすすめです。
最後に「公開」ボタンをクリックすれば、あなただけのLPが完成し、生成されたURLをSNSやWeb広告などで活用できます。
しかし、実際にダミーで作成してみましたが、あくまでも擬似的なウェブサイトとなる点は注意が必要です。
なお、Canvaを使わずノーコードでスワイプ型LPを作る方法全般は、下記の記事でも詳しく解説しています。
知っておくべきCanvaの限界|「なんちゃって」で満足できないあなたへ

Canvaは手軽ですが、A/Bテストや分析など本格運用には6つの限界があります!

Canvaを使えば、手軽にスワイプ風のLPを作成できることがお分かりいただけたかと思います。しかし、この方法にはいくつかの重要な制約があることを理解しておく必要があります。
本格的なビジネス利用を考えるなら、これらの限界点が許容できるかを見極めることが大切です。
| 項目 | Canvaでのスワイプ風LPの制約 |
|---|---|
| 操作性 | あくまで「スワイプ風」であり、実際の指の動きに追従するスワイプ操作はできない。 |
| アニメーション | 複雑な動きや、要素ごとの細かいインタラクションは実装できない。 |
| A/Bテスト | デザインやキャッチコピーの効果を比較検証するA/Bテスト機能はない。 |
| 分析 | ユーザーの行動を詳細に分析するためのヒートマップなどの機能はない。 |
| 表示速度 | AMP(Accelerated Mobile Pages)に非対応のため、表示速度の最適化に限界がある。 |
| SEO | SEOに関する詳細な設定ができず、検索エンジンからの集客には向いていない。 |
結論として、CanvaはLPのアイデアを形にしたり、小規模なキャンペーンで素早くLPを用意したりするには非常に便利です。
しかし、コンバージョン率の最大化やデータに基づいた改善を本気で目指すのであれば、Canvaだけでは機能不足と言えるでしょう。

元々デザインツールなので、CanvaだけでスワイプLPを作るのは限界があります!
ただし、こうした限界は「Canvaで作ったデザイン資産を捨てる」ことを意味しません。GMOトライハッチが提供するスワイプ型LP制作ツール「SwipeKit」は、2025年9月にCanva連携を開始しました。SwipeKitのLP編集画面からワンクリックでCanvaのデザイン編集にアクセスでき、Canvaで作成・編集した画像をそのままSwipeKitに取り込んでリアルタイムに反映できます(出典:PR TIMES 2025年9月25日リリース)。つまり、Canvaで作り込んだデザインを活かしたまま、A/Bテストや分析といった本格運用の機能を後から足せるということです。「Canva資産を捨てずに本格化したい」という方は、次章のツール比較もあわせてご確認ください。
【目的別】本格的なスワイプ型LPが作れるおすすめツール&サービス

デザイン重視なら「Canva×STUDIO」、成果重視なら専用ツール「SwipeKit」がおすすめです!
Canvaの限界を知った上で、より本格的なスワイプ型LPを制作したいと考えた方もいるでしょう。
ここでは、「デザイン性」と「ビジネス成果」という2つの目的別に、最適なツールとサービスをご紹介します。
デザインにこだわりたいなら「Canva × STUDIO」

デザインの自由度を最大限に高めたいなら、Canvaとノーコードツール「STUDIO」を組み合わせる方法が有効です。
まずCanvaでLPの各パーツを自由にデザインし、それらを画像として書き出します。
次に、書き出した画像をSTUDIOにアップロードし、STUDIOのスライドアニメーション機能を使ってスワイプの動きを実装します。
この方法なら、Canvaの豊富な素材やデザイン機能を活かしつつ、STUDIOでより滑らかなインタラクションを実現できます。
ただし、2つのツールを行き来する手間や、STUDIOの学習コストがかかる点がデメリットです。
コンバージョン率を本気で高めるなら|スワイプLP専用ツール「SwipeKit」

デザイン性だけでなく、ビジネスの成果に直結するLPを求めるなら、スワイプ型LP専用の制作ツール「SwipeKit」が最適な選択肢です。
SwipeKitは、ただLPを作るだけでなく、その後の分析や改善までを見据えて設計されています。
実際にSwipeKitで制作されたLPは、従来のLPと比較してコンバージョン率が平均で160%も向上したという驚くべき実績があります。
| 機能 | Canva | STUDIO | SwipeKit(自社) |
|---|---|---|---|
| スワイプ機能 | 疑似的(アニメーション) | 可能 | ネイティブ対応 |
| 操作性 | ◎ 簡単 | △ 学習コストあり | ◎ 直感的で簡単 |
| A/Bテスト | × 不可 | △ 外部ツール連携 | ◎ 標準搭載 |
| 分析機能 | × 不可 | △ Google Analytics連携 | ◎ 専用分析機能あり |
| CTAポップアップ | × 不可 | △ 実装に工夫が必要 | ◎ 標準搭載 |
| 広告審査対応 | ○ | ○ | ◎ 対応 |
SwipeKitなら、コーディング知識がなくても直感的な操作でLPを作成でき、成果を比較するA/Bテストや、ユーザー行動を可視化する分析機能も標準で搭載されています。
コストを抑えつつ、売上やリード獲得といったビジネス目標を本気で達成したい方には、最もおすすめできるツールです。
作っただけでは終わらない!コンバージョンを生むLPデザインのコツ

ツール選びと同じくらい、ファーストビューとCTAの作り込みがCV率を左右します!
優れたツールを選んでも、デザインそのものに魅力がなければユーザーの心は動きません。
LPをただ作るだけでなく、しっかりと成果に繋げるためには、いくつかのデザインのコツを押さえる必要があります。
ここでは、特に重要な「ファーストビュー」と「CTA」に焦点を当てて解説します。
心を掴むファーストビューとCTAの鉄則
ファーストビューとは、ユーザーがページにアクセスして最初に表示される画面のことです。ここでユーザーの興味を引けなければ、すぐに離脱されてしまいます。
魅力的なファーストビューには、以下の3つの要素が不可欠です。
- キャッチコピー: 誰に、どんな未来を提供するのかを瞬時に伝える言葉。
- メインビジュアル: 商品やサービスがもたらす価値を視覚的に伝える画像や動画。
- 権威性・信頼性: 「導入実績No.1」「顧客満足度98%」など、安心感を与える情報。
そして、ユーザーに行動を促すCTA(Call To Action)ボタンは、「無料で試してみる」「詳しくはこちら」のように、具体的で分かりやすい言葉を選び、目立つ色で配置することが重要です。
デザインのインスピレーションを得たい方は、以下のギャラリーサイトを参考にすると良いでしょう。
スワイプ型LP事例集|業種別・デザイン別に探せる「スワイプ型LPデザインラボ」

「スワイプ型LPデザインラボ」は、そんなスワイプ型LPの実例を業種別・デザイン別にまとめた事例集サイト。これからスワイプ型LPを制作したい方、既に導入していて改善アイデアを探している方におすすめのリソースです。
- 豊富な事例ラインナップ
観光・ホテル・飲食・EC・スクール・金融など、幅広い業種のスワイプ型LP事例を掲載。 - デザインやカラー別に分類
シンプル、モダン、かわいい、ナチュラルなど、配色や雰囲気で探せるため、制作の参考にしやすい。 - 実際のLPページへ直接アクセス可能
ワンクリックで実際のスワイプ型LPにアクセスでき、UIや動きを体感できます。
業種・デザイン別に整理された豊富な事例を通して、自社LPの改善や新規制作のアイデアを得ることができます。
これからスワイプ型LPを導入したい方や、より効果的なデザインを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
Pinterestでのデザイン探しもおすすめ

スワイプ型LPの参考デザインを探すとき、Pinterestも非常に有効です。
Pinterestは世界中のデザイナーや企業が制作事例を共有しているため、国内サイトにはない独創的なレイアウトや配色を見つけられます。
例えば、「Swipe Landing Page」「Mobile UI」「LP Design」などのキーワードで検索すると、以下のような結果を得ることができます。
- 海外の最新デザイン事例
- カラーパレットの参考画像
- アニメーションやUIパターンなど
海外や幅広いインスピレーションを得たいならPinterestと組み合わせることで、より幅広く質の高いデザイン案を得られます。
よくある質問(FAQ)

Canvaの料金や問い合わせフォーム・SEOなど、よくある疑問にお答えします!

ここでは、CanvaでのLP制作に関して、読者からよく寄せられる質問にお答えします。
- QCanvaの料金は?無料でどこまでできますか?
- A

マケ子 Canvaは無料でも利用できますが、機能に制限があります。

無料プランでもLPの作成と公開は可能ですが、使えるテンプレートや素材の種類が限られます。本格的なビジネス利用を考えるなら、全ての機能が無制限に使える「Canva Pro」プランがおすすめです。料金は2026年時点で以下の通りです(金額は変動する場合があるため、最新はCanva公式でご確認ください)。
プラン 料金 主な特徴 Canva Free 0円 基本的な機能、一部のテンプレート・素材のみ利用可能 Canva Pro 月額1,180円/年払い年額11,800円(月あたり約983円) 全てのテンプレート・素材、AI機能、ブランドキットなどが利用可能 Canva for Teams 月額1,500円(1人あたり・3人以上での契約が前提) Proの全機能に加え、チームでの共同作業機能が充実
- QCanvaで作ったLPに問い合わせフォームは設置できますか?SEOは?
- A

マケ子 Canvaで作成したLPに、直接問い合わせフォームを設置する機能は残念ながらありません。
しかし、Googleフォームなどで作成したフォームへのリンクをボタンとして設置することで、擬似的にフォームへ誘導することは可能です。
SEOに関しては、Canvaではタイトルや説明文の設定はできますが、それ以上の詳細な設定はできません。
そのため、検索エンジンからの集客を主目的とする場合は、WordPressや専用ツールを利用することをおすすめします。
まとめ|あなたの目的に合った最適なLP制作方法を見つけよう

目的とリソースに合わせて、Canva・STUDIO・SwipeKitから最適な方法を選びましょう!
この記事では、Canvaでスワイプ風LPを作成する方法から、その限界、そしてより本格的なツールまでを解説しました。
重要なのは、あなたの目的とリソースに合った最適な方法を選ぶことです。
- 手軽さとスピード重視で試したい方
まずはCanvaの無料プランでスワイプ風LPを作成してみましょう。推奨キャンバスサイズは1080×1920px(縦型・9:16)です。 - デザインの自由度を追求したい方
CanvaとSTUDIOを組み合わせて、オリジナリティあふれるLP制作に挑戦してみてください。 - ビジネスの成果を本気で最大化したい方
コンバージョン率向上に特化した専用ツール「SwipeKit」の導入を検討するのが最善の道です。Canva連携により、作り込んだデザイン資産をそのまま活かせます。
この記事が、あなたのLP制作の第一歩を力強く後押しできれば幸いです。


